交通事故の治療とは

不運にも交通事故に遭ってしまった方は、リハビリを受けることをお勧め致します。それは、当たり前のことなのですが車からの外力は相当な衝撃であるということです。主に頸部や腰部、シートベルトからの胸部や、事故の瞬間に踏ん張るために手足など全身に不調が出ても何も不思議ではありません。また、交通事故由来の体の不調として特徴的なものは、その場や近日中では何ともなかったものの、後から不調を訴えるというケースが多いです。事故後２週間の時間が経過して現れた症状は、因果関係は不明とされることが多く、後で泣き寝入りを強いられるということは、余りにも被害者様は浮かばれないと思いますので、一度は医療機関にご相談することを強くお勧め致します。

原因

よくあるケースの中で最も遭遇する、むちうち症を例にあげて解説すると、首には大切な頸部の骨も勿論ですが沢山の筋肉や神経が存在します。特に大切になるのが、神経の中でも自律神経であるとお伝えしたいです。自律神経は運動神経とは違い、自分の意思で直接コントロールできない神経と知られています。例えば、今すぐに自らの意思だけで血圧を上げてみるとか心臓の動きを早くするなどは本来はできません。これは自律神経の調整で行われているごくごく当たり前の生理反応です。自律神経は内臓や血管の調節だけではなく、感情の浮き沈み（情動）もコントロールしていますので、自律神経が乱れると鬱の方向へ気持ちが落ちていくことも良くあります。実際に交通事故がきっかけで自律神経症状に長年悩ませれているという方も多く存在致します。

しん接骨院の治療方法

交通事故の治療の根幹にあるのは、以前の元通りの姿に戻すことです。特に被害者の方にとっては、過失がなくとも後遺症に長年悩まされるなど言語道断だと考えています。そこで、皮膚や筋膜、靭帯や血管、運動神経の問題も解決していきますが、最も大切にしていくことはやはり自律神経です。自律神経自体のリリースや自律神経の乱れの調整を行い、さらに間接的ではありますが呼吸の正常化、頭蓋骨や背骨、骨盤の調整なども用いて徹底的に乱れた自律神経の安定化をリードしていきます。交通事故は事故の程度にもよりますが、平均で３ヶ月ほどの通院猶予が認められます。ですから、スピードと治療の質が大変重要になると考えております。