治療事例/慢性的な腰痛
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治療の背景
新潟市西区 30代 男性
運転中の腰の痛みでご来院。
営業職にて普段から運転が多く、腰痛は日頃から感じていた。日常以外にも仕事中にも痛みが出ており、業務にも差し支えがあり改善を希望。
安静時疼痛(ー)、運動時疼痛(+)、痺れ(ー)、頭痛(ー)、ヘルニア検査(ー)
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治療の内容
・大臀筋、中臀筋、小臀筋、腰方形筋、腸肋筋、最長筋、多裂筋、広背筋のリリース
・仙腸関節滑液包、坐骨滑液包、坐骨神経、上臀神経、上臀皮神経、中臀皮神経、仙結節靭帯のリリース
・骨盤、股関節のエクササイズ
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治療の結果
長時間の座位姿勢の際に臀部の下部が椅子に圧迫されているために、坐骨神経が遠回りで癒着している部分をリリースすることで腰部の痛みは消失。骨盤の仙腸関節のズレを調整するための臀筋ー広背筋のエクササイズの指導を行う
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しん接骨院からのメッセージ
長時間の座位姿勢は臀部が圧迫ストレスに繰り返し加わります。すると坐骨神経は本来の走行から見れば遠回りしながら癒着していきます。その癒着が動きの制限や痛みを作り出すと考えられます。今回のケースのように、坐骨神経の癒着=痺れの症状と考えがちですが、出現する症状は痺れだけではありません。椅子座位の時に問題が発生する場合は、その姿勢でストレスがどこに最も加わるかを考えて治療プランを考えていく必要があります。今回のポイントは痛みは常に筋膜ばかりが作り出している訳ではないという点だと教えて頂きました。