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治療事例/四十肩・五十肩

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治療事例/四十肩・五十肩

  • 治療の背景

    新潟市西区 50代 女性

    3ヶ月前から利き腕の右肩が上がらなくなり夜間痛もあることからご来院。

    肩は90度までしか上げることが出来ずに、可動域の限界までいくと痛みが生じる。

    日常生活まで影響が出ているために、症状の改善を希望。


    安静時疼痛(+)、運動時疼痛(++)、痺れ(ー)、夜間痛(+)、ヘルニア検査(ー)、炎症(ー)

  • 治療の内容

    ・三角筋、上腕二頭筋、広背筋、前鋸筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、大円筋、大胸筋、小胸筋、上腕三頭筋、鳥口腕筋のリリース

    ・結節横靭帯、鳥口肩岬靭帯、鳥口上腕靭帯、鳥口鎖骨靭帯、上肩甲横靭帯、上腕セッコン肩岬下滑液包、三角筋下滑液包のリリース

    ・腋窩神経、肩甲上神経、腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈のリリース

    ・肩関節、肩甲骨のエクササイズ

  • 治療の結果

    肩の可動域が180度まで手をあげること(挙上)が可能

    夜間痛もなく、就寝時や就寝後の痛みも消失

  • しん接骨院からのメッセージ

    四十肩や五十肩の正式な病名は肩関節周囲炎と呼びます。英語ではFrozen Shoulder(フローズン ショルダー)とも呼ばれ、まるで肩が凍ったような症状が現れることがあります。また炎症期の段階では夜間痛が出現しやすいのですが、実はその後の慢性期でも夜間痛の症状が出る場合があります、それは肩関節の滑液包が癒着を起こした時に現れる症状なので、滑液包を痛み押し潰すことなく丁寧にリリースを行う必要があります。四十肩や五十肩は痛みが消失してリハビリを終えてしまうケースが少なくなく、肩の可動域の制限がそのまま残っている患者様を多く見受けられます。時が経つにつれ自然と可動域が回復することは、ほとんどありません。肩関節周囲炎の後遺症が次の新たな症状を作り出す前に、可動域の回復まで肩のリハビリテーションと向き合う必要性があります。