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治療事例/野球肩・イップスなどのスローイング障害

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治療事例/野球肩・イップスなどのスローイング障害

  • 治療の背景

    新潟市中央区 20代 男性

    社会人野球にて、3ヶ月前から徐々に肩の痛みとイップス症状が発症。

    日常生活は問題がないが、投げる瞬間の痛みとボールが抜けたり引っかかったりと暴投を繰り返すことに悩みご来院。


    安静時疼痛(ー)、運動時疼痛(+)、痺れ(ー)、関節唇ヘルニア検査(ー)、炎症(ー)

  • 治療の内容

    ・三角筋、上腕二頭筋、広背筋、前鋸筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、大円筋、大胸筋、小胸筋、上腕三頭筋、鳥口腕筋、僧帽筋、菱形筋、上後鋸筋のリリース

    ・結節横靭帯、鳥口肩岬靭帯、鳥口上腕靭帯、鳥口鎖骨靭帯、上肩甲横靭帯、肩岬下滑液包、三角筋下滑液包のリリース

    ・腋窩神経、肩甲上神経、腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈のリリース

    ・肩関節、肩甲骨のエクササイズ、スローイングフォームの指導

  • 治療の結果

    投球時の痛みは消失、100%の出力も問題はない

    イップス症状も改善し、以前のような投球を取り戻している

  • しん接骨院からのメッセージ

    スローイング障害の治療は、肩関節や肩甲骨の歪みを作り出している問題の硬さ(癒着)を見つけ出すことが重要です。肩関節の中でインナーマッスル(棘上筋)が投球のたびに挟まるインピンジメント(衝突)症状は、そのまま投球を続けると、腱板炎→腱板損傷→ 腱板断裂→オペといった野球選手特有のケガの終着点まで病態が進行してしまうケースがあります。そのような結末を迎えないためにもインピンジメント症状が出ている時点で、早期に治療ができるかが重要です。

    イップスの治療は、よく言われるメンタルの問題が根幹ではなく、技術に焦点を当てて投球フォームの効率化を進めていきます。当院ではあくまでメンタルはイップス症状の加速装置だと解釈しています。技術が安定していればメンタルも安定することから、主に「肘下り、肘遅れ、力み過ぎ」の3つの視点から、いかに効率良くボールに力を伝えられるかを考えてフォームの指導をお伝えしてきます。