治療事例/ぎっくり腰
>治療事例/ぎっくり腰
-
治療の背景
新潟市中央区 30代 男性
3日前に重量物を持ち上げた瞬間にピキッと音ともに痛める。
動くたびに激痛が走り、日常生活の動作も歩行自体も困難であり、改善を求めてご来院。
安静時疼痛(ー)、運動時疼痛(++)、痺れ(ー)、ヘルニア検査(ー)、炎症(+)
-
治療の内容
・エコー検査
・大臀筋、中臀筋、小臀筋、腰方形筋、腸肋筋、最長筋、多裂筋、広背筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、外側公筋のリリース
・坐骨滑液包、坐骨神経、上臀神経、仙結節靭帯、腸脛靭帯のリリース
・骨盤、股関節、胸郭のエクササイズ
・テーピングやサラシの固定
-
治療の結果
歩行の痛みは消失、その他の日常生活の動作の痛みも消失
その後、違和感もなく日常を過ごせている
-
しん接骨院からのメッセージ
ぎっくり腰の正式な呼び方は急性腰痛です。英語ではLow back pain(ローバックペイン)とも呼ばれています。ぎっくり腰の治療は、患部に炎症が発生しているかどうかで初期の治療方法は大きく変わります。もしも炎症が強く認められた場合は、まずは炎症を止めるようにμAの電気を出力できるポータブルの機器を貸し出し1日/8時間以上通電してもらいます。また初期の段階では患部を固定する必要があるためにテーピングやサラシ、コルセットやゴムベルトなどで固定処置を行います。炎症が消失して患部が筋膜や神経などの癒着の問題が残っていることが多いのでその後はリリースを行い、症状の回復方向へと導いていきます。仮に1年に1回以上のぎっくり腰を経験された方は椎間板ヘルニアの疑いもありますので、問診の段階でよく傾聴を行い病態の判断をしていきます。