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治療事例/成長期の関節障害
(オスグットなど)

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治療事例/成長期の関節障害(オスグットなど)

  • 治療の背景

    新潟市秋葉区 10代 男性

    バスケットのクラブチームを所属し、ハードな練習をしていた際に膝に痛みを感じてご来院。

    歩行は可能だが、ダッシュやジャンプの動作時に強い痛みを訴える。

    大会まで間に合わせて欲しいという希望がある。


    安静時疼痛(ー)、歩行時疼痛(+)、ダッシュ時の疼痛(++)、ジャンプ動作の疼痛(++)

  • 治療の内容

    ・大腿直筋、外側公筋、内側公筋、中間公筋、中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋、恥骨筋、縫工筋、長内転筋、大内転筋、薄筋、膝関節筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、膝窩筋、腓腹筋、ヒラメ筋、足底筋のリリース

    ・腸脛靭帯、大腿神経、外側大腿皮神経、伏在神経、脛骨神経、総腓骨神経、脛骨動脈のリリース

    ・膝蓋上嚢、膝蓋下脂肪体、内側側副靱帯、外側側副靱帯、膝蓋横靭帯のリリース

    ・股関節、膝関節、下腿のエクササイズ

  • 治療の結果

    ダッシュやジャンプ動作は痛みが消失

    目標の大会も出場達成、痛みなく全試合出場

  • しん接骨院からのメッセージ

    よく医療機関でオスグットと言われた時に、同時に伝えられることは練習のし過ぎ(オーバーユース)です。しかしながら、同じ練習を同じ環境で行なっている他の選手全員も同様にオスグットの症状が出ていれば納得しても良いと思いますが、多くの場合はそんなことはありません。「なんで自分だけ?」と考えて頂きたいのです。それは自分だけがオスグットになる要素を持っていたと考えてください。では、その要素とは膝の歪みとお皿(膝蓋骨)の癒着が原因です。その2つの問題を作り出している癒着をリリースできれば確実に回復の道に進みますが、注意をしなくてはならない点が一つだけあります。それは、膝蓋骨の癒着である脂肪体のリリースを無理やり押し潰すと、後遺症につながるリスクが非常に高いということです。ですから膝蓋下脂肪体という部分のリリースは大変慎重に丁寧に剥がし切らなくてはなりません。そこだけは何卒ご注意をお願い致します。