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肩が痛い、腕が上がらない。それってもしかして四十肩・五十肩?

肩こり腰痛
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四十肩・五十肩聞いたことありますか?
肩の構造を知っていますでしょうか?

肩が痛い、腕が上がらない、そんな人に向けて肩関節について簡単に解説します。
肩が痛く日常生活がままならない人達を身近でみてきたからこそ伝えたいです。
その痛みが来る前に、どうにかしましょう!痛みが出てからではとても辛い日々が待っています。

肩関節の構造を知り、痛みで悩まないようにしていきましょう。
肩周りの症状でお困りの方は是非、この記事を読んで頂ければと思います。

肩関節って何?

 

肩の関節は、上腕骨、鎖骨、肩甲骨で構成されています。

上腕骨、鎖骨、肩甲骨が連動し1つのユニットとして動くことで私達は正常に肩を動かすことが出来ています。

手を挙げたり、回したり、着替えたりなどする時に違和感があったり、以前より動きが悪いと思っている人!要注意です!
鎖骨や肩甲骨に原因があるかもしれません。そして、将来困ってしまうリスクもあります。

肩関節は、肩甲骨や鎖骨などの体の広い範囲の組織によって正常に動かす事が出来る事を忘れないで下さい。

 

 

肩関節の構造

 

私達は、日常生活の中で髪の毛を洗ったり、服を着たり、脱いだりと色々な動作を行います。

その動作を行う為には、肩関節が色々な角度に動く必要があります。
その動作を可能にしているのは肩関節が、「ボール&ソケット」の関係になっているからです。

 

 

肩関節の可動性

 

「ボール&ソケット」の関係とは、腕の骨(上腕骨)の先がボールのような形で、肩甲骨側の骨が受け皿のようなソケットの構造をしていることから「ボール&ソケット」と表現をされています。

 

そして、ボール側(腕の骨)に比べて、ソケット(肩甲骨)は浅く小さい構造になっています。

 

手のひらに野球ボールorサッカーボールを置きます。
どちらのボールが落す事なく安定して持てますか?

 

野球ボールの方が安定して持てると思いませんか?

手の大きさに対して野球ボールの方が小さいので安定して持つ事が出来るはずです。ですが、サッカーボールはどうでしょう。
野球ボールと比べると不安定で落としそうになりませんか?それは、手に対しサッカーボールが大きいからです。

肩関節もボール側が大きくソケット側が浅く小さい構造になっています。
その為、可動性には優れていますが安定性が乏しいです。

 

 

肩関節の安定性

 

肩関節は可動性に優れていますが、安定性が欠けています。その状態では、肩が外れてしまいます。
そこで、肩が外れない様に機能している組織が、関節包、関節唇、靭帯、筋肉などです。

 

関節包:関節の動きが正しく行われるようにセンサーの役割を持ちます。

関節唇:摩擦を和らげたり、衝撃を吸収するクッションのような役割をしています。

筋肉・靭帯:肩関節の周りには沢山の筋肉や靭帯が付いています。
その中でも有名な筋肉が回旋筋腱板(ローテーターカフ)です。

 

【肩関節を構成する代表的な筋肉】

棘上筋(肩甲骨の後ろ側)
棘下筋(肩甲骨の後ろ側)
小円筋(肩甲骨の後ろ側)
肩甲下筋(肩甲骨の前側)

 

 

私達が肩関節を不自由なく動かす事が出来るのは、肩甲骨や鎖骨が腕の骨(上腕骨)に合わせ連動し、可動性と安定性の両方を兼ね備えているからです。

 

 

四十肩・五十肩

 

誰もが聞いた事があるワードではないでしょうか?
四十肩・五十肩は肩関節痛のことで肩関節周囲炎の一つです。

肩関節周囲炎は総称であり、腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎、肩峰下滑液包炎、四十肩・五十肩などが含まれます。

 

四十肩・五十肩とは、肩関節に何らかの問題が発生し、組織に炎症が起こり肩関節がスムーズに動かなくなってしまうことです。
四十肩・五十肩は、その名の通り40〜50代で最も多く発症します。

【主な特徴】

肩や腕が痛くて上がらない
衣服の脱ぎ着が出来ない
腕を自由に動かせない
肩が痛くて寝れない
腕が後ろに回せない

他にも様々な特徴があります。

 

肩関節周囲炎には、急性炎症期、移行期、凍結期の3つに分類されます。

時期によって治療していく内容は違いますが、一つ言える事は、痛みがある場合は無理に運動はしない事です。

全く動かさないと関節が固まってしまうので避けて頂きたいのですが、あくまでも痛みのない範囲で肩を回したり、肩甲骨周りを動かしてみて下さい。

動かし方が分からなかったり、不安感がある場合はお近くの医療機関などで聞いて頂く事を推奨します!

 

 

夜、痛みがあるのは何故?

夜寝ている時に痛みで目が覚めてしまう経験はありませんか?

夜寝ている時の痛みのことを夜間痛といいます。夜間痛の原因ははっきりわかっていませんが、肩の前面の部分の内圧が上がってしまう事が原因と言われています。

炎症や筋肉の緊張がある場合に、内圧が高くなりやすいのでしっかり症状にあった対応をしていきましょう。

寝ている時の痛みを軽減するにはポジショニングが大切です。
なるべく肩に負担をかけないようにクッションを抱えて寝るなど支えを作ってあげると痛みを軽減することが出来るので是非、試してみて下さい。

 

 

放っておけば治るの?

放っておいても治ると言われますが、治るまでの期間は数ヶ月から2年など人によって様々です。

症状が完全に良くならず、肩の動きが悪いままになってしまう人もいます。放っておいて治るにしても、いかに治るまでの期間を短くするかを考えることが大切です。

少しでも早く日常生活に支障なく過ごす為に痛みを我慢せず、適切な治療が必要です。

 

 

四十肩・五十肩にならない為には

肩関節は、お話した通り自由度の高い関節です。

  • 肩こりがある
  • 肩を動かす機会が少ない
  • 猫背や円背で姿勢が悪い
  • 長時間同じ姿勢でいる事が多い

はっきりとした原因はわかっていませんが、上記のものが原因で肩関節が正常に動かず、負担がかかり四十肩・五十肩になると考えられています。

 

その為、普段からこまめに体を動かす事や正しい姿勢や体の使い方、自分の体の事をしっかり知っておくことがとても重要です。

 

 

最後に

 

自分では、大丈夫だと思っていても、もしかしたら四十肩・五十肩に一歩ずつ近づいているかも知れません。

普段正しいと思っている姿勢は本当に正しいですか?
本当に肩周りは柔らかいですか?
運動しているから大丈夫!本当に大丈夫ですか?

 

肩こりを感じないだけで、実は筋肉が硬くなっている人も沢山います。
少しでも、不安だな、心配だなと思う方はいつでもしん接骨院にご連絡下さい。
避けられる辛い症状は沢山あります、早いうちにしっかり改善し不自由ない未来を築きましょう!

 

 

お問い合わせはこちらからhttps://line.me/ti/p/Rn89nXiAAb

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休診日 日曜・祝日

 

この記事を書いた人
赤澤 唯

接骨院の仕事は色んな症状で悩んでいる人の体ではなく、心に寄り添う様な形で貢献できる素晴らしい仕事だと思っています。
これからも、一人でも多くの患者様の役に立てるように「まごころ」を大切に頑張っていきたいと思います。

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