新潟市中央区の接骨院ならしん接骨院

自分の体と向き合って、新しい年を迎えましょう!

呼吸
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こんにちは。しん接骨院の宗村です。

12月も終盤に入り、寒い日が続いていますね。2022年も残りわずかとなりました。皆さんは今年一年どんな年でしたか?自分の体の調子を見直して、新たな年を気持ちよく迎えましょう!!

さて、今回は寒い日や冬の季節に崩れやすい【自律神経】についてお話していきます。

最近、自律神経という言葉をよく耳にする方も多いのではないでしょうか?自律神経が乱れてしまうと、夜よく眠れなかったり、寝起きが良くなかったり、なかなか疲れが取れないなど様々な症状を引き起こします。特に寒い季節に崩してしまいやすいので、まずは自律神経とは何か、なぜ乱れてしまうのか理解していきましょう。自分は少しでも当てはまるのかをチェックするのもいいかもしれないですね。

交感神経と副交感神経

自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能24時間体制でコントロールする神経のことです。
心と体を活発にする【交感神経】休ませる【副交感神経】がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。

また、最近は特にコロナ禍により外出が制限され、仕事の環境の変化も相まってストレスに晒されていることも多く、自律神経には良くない環境であると言われています。

交感神経

交感神経は、体の活動性を生み出す神経系。昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。心臓の働きを促進させて血流の流れをよくします。すると、血圧、拍動、体温などが上昇するため活発に活動するエネルギーが湧きます。
結果として、仕事やスポーツのパフォーマンス向上が期待できます

副交感神経

副交感神経は、体を休息させる神経系。夜間、リラックス中に優位になります。心臓の働きを緩やかにし、血圧、拍動、体温などを下げるため、心身の緊張がほぐれます。
睡眠、休息によって疲労回復が期待できるのも副交感神経の働きによるものです。

あなたは当てはまる?自律神経の乱れる原因

自律神経が乱れてしまう原因の基本としては、交感神経が優位になりがちなことが共通の原因と言えます。当てはまるものが多いと、自律神経が乱れているかもしれません。

ストレス

人間関係、仕事の悩み、不安、強いプレッシャーなどのストレスが原因で、交感神経が優位な時間帯が長い状態が続くことがあります。そして交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、自律神経が崩れます。
ストレスに弱い体質や、対人関係が苦手、思春期、更年期、病気、疲労で体を弱っている時などもストレスの耐性が低くなります。
また、近年の娯楽や刺激にあふれた社会構造は交感神経を優位にしやすく、無自覚にストレスを溜め込んでいる可能性が大きいです。コロナ禍での環境変化に伴うストレスの増加で、自律神経失調症を発症するケースもあります。

生活習慣

本来、人の体は規則的な生活の元、自律神経系がバランスを取ることで心身の状態を保っています。しかし、昼夜逆転の不規則な生活、偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経が優位になる時間帯が長くなることに繋がります。
例えば、夜遅くまでスマホ、タブレットを見る行為は、本来睡眠前に副交感神経が優位にならなければいけないところを無理やり交感神経側にバランスを振る行為なので注意が必要です。
また、過度な偏食は栄養状態が悪化するだけでなく、自律神経のバランスを保つために必要な栄養が摂取されないことに繋がるため注意が必要です。

疾患

発熱、体の痛みといった心身の疾患は自律神経に悪影響を及ぼします。

ホルモンバランスの変化

脳内でホルモンを司る場所は、自律神経を調整する場所と近いため、ホルモンバランスの乱れで自律神経が乱れやすくなります。
特に女性ホルモンが急激に減少して起きる更年期障害がホルモンバランスの乱れを引き起こすことが有名です。月経や生体サイクルも原因になりうることもあります。

自律神経を整えましょう

交感神経が優位になりやすい現代の社会環境と言われる中で、意識的に休養、睡眠をとることで交感神経と副交感神経のバランスを保つことを意識してみましょう。

自律神経を整える食生活

まずは3食しっかり食べて、栄養バランスを考慮することが基本です。そこにプラスして、栄養素にも意識を向けることが自律神経を整えることのベストです。
トリプトファン、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンC、カルシウムが豊富なものを積極的に摂ることで、自律神経のバランスを整えることに効果的です。食事だけで取り入れることが難しい場合は、サプリメントで摂取することもオススメです。

また、栄養バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠をすることで腸内環境を整える効果もあります。食生活にプラスして、腸内環境を整え自律神経のバランスを保つことも意識してみましょう!

 

◉トリプトファンを含む食材
 →バナナ・豆腐などの大豆食品・雑穀・鶏むね肉・乳製品
◉ビタミンB群を含む食材
 →レバー・赤身肉・魚介類・卵・海苔・豚肉・ほうれん草・落花生
◉ビタミンEを含む食材
 →カボチャ・ナッツ類・うなぎ・マグロ
◉ビタミンCを含む食材
 →ブロッコリー・レモン・パプリカ
◉カルシウムを含む食材
 →乳製品・小魚・豆腐・切り干し大根・小松菜

自律神経を整える運動

運動は全身を用いて行うものなので、筋肉や持久力だけでなく、自律神経を刺激することで鍛える効果が期待できます。特に現代では、車や電車などの発達もあり、体をそこまで動かさなくても生活が成り立ってしまうため、適度な運動は意識的に取り入れて行きたいところです。

適度な運動の例として、一つは【ヨガ】です。
ヨガは心身をリラックスさせる効果があり、副交感神経を刺激するため、自律神経のバランスが整いやすくなります。また、ヨガは呼吸を意識するため呼吸で自律神経を整えることにも期待できます。

二つ目は【ストレッチ】です。
ストレッチは筋肉の緊張をほぐしてくれます。血行の促進が期待できるため、副交感神経が活性化しやすくなります。特に背骨周りは自律神経と密接な関係がある場所です。そのため背骨を伸ばすような動きを心がけると、自律神経のバランス改善が期待できます。

自分にあったストレス解消法を見つけましょう

自律神経が乱れる原因の多くはストレスです。
そこで、ストレス発散に効果的な方法をいくつかご紹介します。自分にあったストレス解消法を色々試してみるのもいいかもしれないですね。

アロマ

リラックス効果が期待でき、副交感神経の活性化に高い効果を発揮します。
香りによって効果が異なるため、目的別に選ぶのも良い方法です。

◉ラベンダー:リラックス効果
◉ヒノキ  :副交感神経の活性化
◉ベルガモット:イライラ、ストレスの緩和
◉ローズ系:女性のリラックス効果

呼吸を整える

自律神経を整えるには深い呼吸が大切です。横隔膜が広がる時に副交感神経が活性化する為です。横隔膜を動かすには腹式呼吸が有効です。また、背骨を伸ばすと自然と呼吸が深くなります。普段背骨が丸まりやすいという方は、姿勢を正すだけでも呼吸の改善が期待できます。

◉腹式呼吸のやり方
①大きく息を吐いてお腹をへこませる
②大きく息を吸ってお腹を膨らませる
③①、②を繰り返す

日記をつける

日記はその日の1日を振り返る習慣につながります。自分の行動や感情の動きを冷静に見つめる機会を作ることができます。客観的に自分の行動、感情を分析しコントロールしやすくなるため、オススメです。

◉3行日記
①今日1日の良かったことを振り返り、記入する
②今日1日のよくなかったことを振り返り、記入する
③明日の目標、今一番関心があることを記入する

自律神経を整えて、豊かな人生を送りましょう

自律神経が乱れると様々な症状が出てくることをお伝えしていきました。
一方、自律神経が整うことは規則正しい生活を送り、日々の活動が充実しており、心身共に健康が保たれている状態と言えます。
自律神経を整えて、豊かな人生を送りましょう!

当院でも、自律神経に対する治療を行なっております。自律神経に対してお悩みがある方、お話を聞きたい方などぜひ、ご相談ください。

この記事を書いた人
宗村葉月

【柔道整復師】

【幅広い世代の方と深く関わり笑顔を届ける先生になりたい】

学生時代、私はバレーボール選手特有の体の不調で接骨院に通っていました。

痛みがあると思うように満足なプレーが出来ずに当時は悔しい想いをしていました。

そんな中、次第に接骨院の治療に励まされ「こんな仕事があるんだ」と中学生の時に思い、将来この仕事をしたいと強く思うようになりました。

一途に想い続けて、ようやく夢の第一歩を踏み出すことが出来ました。

患者様に寄り添って、いつかの自分のような症状でお困りの方に笑顔を届けていきます。

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