こんにちは。しん接骨院の赤澤です。この時期、指先が冷たい、足が冷たい、コートがなかなか脱げない、と「冷え性」でお困りの方が多いのではないでしょうか?私自身も冷えに悩んでいて、「冷える体質だから」と思っていました。しかし、冷え性の原因を知り、冷えを解消するため改善策である運動・食事・自律神経・入浴を意識するだけで、冷え性を解消することができました。この記事では、冷え性を改善するための方法を詳しく解説させていただきます。
冷え性とは血行不良で体が冷えてしまうこと
冷え性とは、血行不良で体が冷えてしまう症状のことです。血液を全身に押し流しているのは心臓です。心臓はポンプのように血液を送り出していて、心臓から離れれば離れるほど血液が行き渡りにくくなります。それと合わせ、末端に行くほど細い毛細血管になっているので、血流が滞ることで温かい血液が手指先に届かず冷えてしまいます。
冷え性は大きく分けて4タイプ
良く「冷え性」というキーワードを耳にすると思いますが、冷え症には
- 下半身型
- 四肢末端型
- 内臓型
- 全身型
4タイプの冷え性が存在し、原因も様々です。ここからは4つのタイプについて詳しく解説いたします。
まずは、自分の冷え性はどれなのか?どこの改善が必要なのか?をしっかり理解する事が、冷え性改善の近道です。
冬だから冷えるのかな?と思い込んでいる貴方、原因はそれだけではないかもしれません。でも、ご安心下さい。しっかり原因を理解し、改善方法が分かれば解決出来ます!
腰から下が冷える「下半身型」
お尻やふくらはぎ、もも前の筋肉のコリや固さによる血行不良が原因のもの。人体最大の筋肉が、ももの前の大腿四頭筋という筋肉です。お尻の筋肉も大きい筋肉なので大きい筋肉の動きが悪いとより血行が悪くなり冷えてしまいます。
手足先が冷える「四肢末端型」
食事の量が少ない、過度なダイエット、運動不足などの生活習慣の乱れによって交感神経が過剰に働き、手先足先の血管が収縮が原因で冷えるもの。10~20代の女性に多いと言われています。
お腹が冷える「内臓型」
主に交感神経の働きが弱いことが原因のもの。腸へのストレスが大きく関わってたりもします。手足は温かいが、下腹部や二の腕に冷えを感じたりします。お腹を下したりする症状を伴います。
全身が冷える「全身型」
ストレスや生活習慣の悪化によって、基礎代謝の低下が原因のもの。ただし、甲状腺の病気などが潜んでいる可能性もあるので、医療機関で検査が必要になります。
冷えの改善方法
冷え性の改善方法は多種多様にありますが、
1、運動
2、食事
3、自律神経
4、入浴
今回はこの4種類をお伝え致します。
適度な運動
筋肉は最大の熱生産器官です。筋肉は伸縮することでポンプのように血液を循環させる働きがあります。適度な運動をする事で筋肉が動かされ、冷え性対策に繋がります。
30分程度の運動が継続する事が理想的ですが、仕事や家事で忙しく、まとまった時間が取れない方も多いと思います。そんな方は、日常の生活の中で工夫してみると良いです。
例えば、外出する際に車、バスを使わず歩いてみる、エレベーターを使わず階段を使ってみる、普段歩いている方は少し遠回りして帰るなど、何気ない事からチャレンジしてみて下さい。運動のやり方は沢山ありますので自分にあったものを継続して行うことが大切です。
正しい食事
体を冷やす食べ物、温める食べ物がある為しっかり区別して摂取して下さい。原産地、旬、色、成分、加工方向に注目すると良いでしょう。
体を温める食べ物は、冬が旬、原産が寒い地方、暖色系、発酵食品、根野菜です。体を冷やす食べ物は、夏が旬、原産が温かい地方、寒色系、水分が多いものが多いです。
体を温める食べ物
体を冷やす食べ物
・生姜・人参・山芋
・ジャガイモ・ネギ
・鮭・ニンニク・桃
・さくらんぼ・りんご
・ゴマ・キムチ・納豆
・醤油・味噌・紅茶
・日本酒
・きゅうり・キャベツ
・セロリ・ほうれん草
・トマト・カニ・わかめ
・あさり・スイカ
・パイナップル・バナナ
・牛乳・白砂糖・緑茶
・マヨネーズ・生野菜
寒い地方原産の食べ物は体を冷やす、温かい地方原産の食べ物は体を温めます。これは、寒い地方は、体内に熱を蓄える必要がある為、体を温める野菜、果物が育ちます。逆に温かい地方は体内の熱を放散しようと体を冷やす食べ物が育ちます。
夏採れる食べ物は体を冷やし、冬取れる食べ物は体を温めます。『旬の食べ物』を食べる事がオススメです!
自律神経を整える
自律神経は体温を調整する役割があります。自律神経は交感神経、副交感神経の2種類あります。交感神経は活動時や緊張状態の時に働き、副交感神経はリラックスしている時や休息時に働きます。この2種類の自律神経が過度なストレスや生活習慣の乱れや体の歪みによってONとOFFの切り替えが上手くコントロール出来なくなると体温調節が上手く出来ず冷えてしまいます。
仙骨、胸椎には副交感神経の束がある為、この2箇所を温めたり、軽めのストレッチを加え背骨を動かすと良いです。背骨の歪みを改善するよう心掛けてみて下さい。
入浴を見直す
皆さんは、しっかり湯船に浸かれていますか?つい忙しくてシャワーで済ませていたりはしないですか?入浴は全身の血行を良くしてくれます。38〜40℃のぬるめのお湯に10〜20分、全身浴が理想的です。全身浴は半身浴と比べ、温熱作用(毛細血管が拡張血流促進)と静水圧作用(水圧により血流促進)の効果が高いので全身浴でしっかり湯船に浸かる事をオススメします!
また、より効果的なのが、温冷交代浴です。
暖かい、冷たいを交互に繰り返す事で、血管、筋肉の拡張、収縮が起こり血管のポンプ作用が上がりより血行が改善されます。血行が良くなるだけでなく、疲労回復にも効果があります。自宅でで湯船に浸かった後、シャワーで30℃くらいのぬるめのお湯を手足に30秒〜1分程度かけてあげたりするのも効果的です。温冷差がありすぎたり、無理に行なうと血管や、心臓に負担がかかるので注意して行ってください。
冷え性を改善すると良いことがたくさんあります!!
体を温める事は、冷え性を改善するだけではなく体にとって沢山の利点があります。冷え性の原因や改善方法、冷え性について少しでも理解してくれたら幸いです。ご自分の出来ることから始めてみて下さい。
当院でも、冷え性の改善をしております!体の冷え性も含め、運動、体の歪みも一緒にアプローチ致します。お困りの方はお気軽にご連絡下さい。一緒に改善していきましょう!
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